好きな漫画は格闘系!! マルチな才能を持つ声優・小松昌平が登場。「YOMIBITO MAGAZINE」からインタビュー&オフショット公開!
Reader Storeが独占配信する毎号一人の声優をピックアップするボイス&フォトマガジン「YOMIBITO MAGAZINE<ヨミビト マガジン>」のVOL.3が配信開始されました!
今回は、『アイドルマスター SideM』牙崎 漣役などの出演で知られマルチな才能を持つ声優・小松昌平が登場。
発売中の本誌よりロングインタビューの一部と本誌未公開&note限定の未公開オフショットをお届け。小松父子の面白すぎるエピソードは必読です!
小松昌平インタビュー
好きな漫画は格闘系 小松家はリアル『刃牙』一家?
――この「YOMIBITO MAGAZINE」が刊行される「Reader Store」は電子書籍サイトですが、小松さんは普段、どんな本を読まれますか?
小松 小説のジャンルでいうとミステリーですかね。僕が通っていた高校は進学校だったんですけど、僕は早めに演劇を志すことを決めて、大学には行きません!と宣言してたんです。授業は受験勉強一色だけど、そうなると僕はやることがなくて、自由に本とか読んでていいですよ、という。その時に、友達に薦められた東野圭吾さんとか、他の本も読みふけってました。
――アニメのお仕事も多いですが、好きな漫画はありますか?
小松 やっぱり格闘系ですね、『刃牙』シリーズとかは父親も読んでいて、子どもの頃から家にあったので。
――圧倒的に強く、厳しい格闘家の父と息子の物語……小松さん父子とちょっと重なりますね(笑)。
小松 確かに『刃牙』の範馬勇次郎っぽいです、うちの父。ほんとに僕にビシビシと格闘技を教えてましたし……そうそう、普通に家で座ってご飯を食べてる時も「今、後ろから男の集団が襲いかかってきたら、まずどうしたらいいか考えろ!」って言われるんですよ(笑)。僕が「まず立ち上がって……」と言うと、「いや、もう遅い! 相手は自分より上にいるから、まずは椅子を蹴らないと!」みたいなことを言うんです。外でトイレに並んでても「今、襲われたらどうする?」と問いかけてきたり(笑)。
――漫画やアニメに出てきそうなエピソードですね。
小松 そうなんですよ。僕は僕で、中学時代とかは、範馬刃牙のように父親を倒したい!と思ってましたし(苦笑)。強さで父を超えたいと思った刃牙とは違って、あまりに父が厳しかったから反抗心で、なんですけどね。でも相手はムキムキだし、絶対勝てないというのは分かっていたので、行動には移さなかったです(笑)。他の漫画だと『嘘食い』とか頭脳系が交じる作品も好きですね。
――声優になってから読む本に変化などありましたか?
小松 一番漫画を大量に読んだのは、声優になってからです。漫画喫茶でアルバイトをしていた時期があって、自分は王道の少年漫画をあまり読んでこなかったから、そこで一気に知識を蓄えました。でも、やっぱり興味があるのは王道中の王道じゃなくて、井上雄彦先生の作品だと『SLAM DUNK』より先に『バガボンド』を読んだりしてましたけど。ちょっとひねくれたところがあるんですね(笑)。
※「YOMIBITO MAGAZINE VOL.3」より一部抜粋
好評発売中のVOL.3には小松昌平のロングインタビューのほか、名作文学『一房の葡萄』(著:有島武郎)の朗読音声や、スタジオでの撮り下ろし写真、動画メッセージも収録! ぜひチェックしてみてください。