UVERworldの72000人が熱狂した伝説の日産スタジアムライブ2Daysのドキュメントブックが電子版で発売! 写真&ライブレポを一部公開!
『UVERworld Live Document 2023 at NISSAN STADIUM』電子書籍での配信決定!
数々の話題曲をリリースし、幅広い世代から絶大な人気を誇る6人組ロックバンド、UVERworld。その彼らが2023年7月29日〜30日に開催した、バンド史上初となるワンマンでの日産スタジアム2days公演に完全密着。2019年の東京ドーム以来の72,000人規模で実施した「男祭り」(7月30日)と、その前日(7月29日)の“THE LIVE”の2Daysを各日それぞれ1冊に編集。その圧倒的なライブパフォーマンスはもちろん、リハーサルやバックステージ風景まで、伝説となった真夏の2日間の熱気と興奮が再び甦ります。
また、今回の電子版では通信販売予約限定商品として発売した印刷版に未公開写真を追加。さらに『UVERworld Live Document 2023 at NISSAN STADIUM〜KING’S PARADE 男祭り REBORN〜』は、開演直前の会場の空気感とオーディエンスのカウントダウン音声データが楽しめます。
そして今回、noteでは、ドキュメンタリーブックから写真とライブレポートの一部を公開 !熱狂の6 vs 72,000がここに甦る、UVERworldオフィシャルライブドキュメントブックシリーズの最新作をぜひチェックしてみてください!
▼7.29「premium THE LIVE」
夢にも思い描いていなかった場所で奏でた“魂の音”と7万2千人の共鳴
今、UVERworldは夢のその先にいるのだと思った。バンド結成当初にはここに立つことなど思い描いてすらいなかっただろう場所、日産スタジアム。Jリーグこと日本プロサッカーリーグに加盟するクラブ、横浜F・マリノスのホームグラウンドとしても知られる日本国内最大規模の観客収容能力を誇るこの屋外多目的競技場を自身のライブ会場とする日が来るなんて夢に見るほうが難しいかもしれない。2005年にメジャーデビューを果たしてからライブハウス、ホールと着実にステップアップを重ね、2008年には日本武道館、2010年には東京ドームと目覚ましいスピード感で成長を遂げてきたUVERworldだが、そんな彼らをもってしても日産スタジアムは当時、さすがに想像の埒外にあったはずだ。傍目には順風満帆に見えていても、決して平坦ではなかったその道のりで紆余曲折を繰り返し、立ちはだかる壁をそのたびにバンドおよびチーム一丸となって乗り越え、ひたすら真摯に音楽と向き合ってオンリーワンなUVERworldサウンドを追求してきた彼らの歴史と、そのどこかのタイミングでUVERworldに出会い、共に歩んできてくれたファンの存在が、必然として6人をここまで導いたのだという気がしてならない。一歩一歩、途轍もない意志と覚悟で夢を現実に変えながら、2019年にはついに東京ドーム2days公演を大成功に収めるまでになった彼らにとって、日産スタジアムとはもはや漠然とした夢や憧れの対象ではなく、次にたどり着くべき明確な目標だった。世界中を未曾有の危機に陥れたコロナ禍を経たことでその目標は夢よりいっそう高く険しいものとして彼らの前に屹立したに違いないが、困難が極まれば極まるほどに燃え上がるのもまたUVERworldの必定。かくして開催が決定した日産スタジアム2days公演、初日の2023年7月29日は“UVERworld premium THE LIVE at NISSAN STADIUM”と冠され、コンサートとしてはフルキャパシティの7万2千人を動員して堂々の熱戦が繰り広げられた。
(本書より一部抜粋)
文/本間夕子 写真/田中和子(CAPS)、今元秀明
▼UVERworld Live Document 2023 at NISSAN STADIUM〜premium THE LIVE〜はこちら!
2023年7月29日〜30日に開催したUVERworld。バンド史上初となるワンマンでの日産スタジアムライブ2days。本書はその初日となる「premium THE LIVE」の緊張感や高揚感をパッケージ。圧倒的なライブパフォーマンスはもちろん、リハーサルやバックステージ風景まで、メンバー6人のON & OFFを写真とテキストで完全網羅します。
▼7.30「KING’S PARADE 男祭り REBORN」
“ただやりたいからやる”という明確な意思を持って戻ってきた男たちの祭典
これを圧巻と言わずしてなんと呼ぼうか。意気揚々とライブカラーである赤いTシャツを着込んで日産スタジアムを埋め尽くしているのは集いも集ったり7万人の男性Crewたち。CrewとはUVERworldファンの総称だが、“乗組員”というその言葉の意味に照らし合わせれば会場全体が巨大な船にも思えてくる。遡れば2011年、彼らの出身地にして縁の深い滋賀県のライブハウス、B-FLATからスタートした男祭り。老若男女に響くかっこいい音楽を作っているという自負に反して、当時はファンの9割を女性が占めていた状況に対し、同性に認められる男になりたいと奮起したのがその発端だったが、当初は300人から始まったキャパシティが12年後に230倍以上に膨れ上がるとは一体、どんな奇跡だろう。いや、彼らのポテンシャル、音楽に掛けるストイックなまでのアティテュードを知れば、それが奇跡なんかじゃないことはすぐに分かる。届きづらい場所に自ら率先して赴き、進んで扉を解放する努力を厭わずに自分の信じる音楽を伝え続けてきた6人の胆力がこれだけの男性ファンの心を動かし、魅了するに至ったのだ。
回を重ねるごとに大きく育ってきた男祭りは“FINAL”と銘打った2019年12月20日の東京ドームで4万5千人という大記録を打ち立てて一旦は幕を閉じることになる。それは社会的かつ時代的な機運を鑑みた大きな決断だったが、しかし直後に世界を覆ったコロナ禍という長く暗い闇は、彼らを「やりたいことがあって、それがやれる状況にあるならやるべきだ」というシンプルな行動原理に立ち返らせた。そうして迎えたのがこの日、2023年7月30日の“UVERworld KING'S PARADE 男祭り REBORN at NISSAN STADIUM 6 vs 72000”、復活の男祭りだ。本当に待ちわびていたのだろう、開演時刻までまだずいぶんあるというのに場内のあちこちでは雄叫びが上がり、それに呼応してわっしょいわっしょいと文字通りのお祭り騒ぎが繰り広げられているのが微笑ましくも頼もしい。
(本書より一部抜粋)
文/本間夕子 写真/今元秀明、吉場正和
▼UVERworld Live Document 2023 at NISSAN STADIUM~KING’S PARADE 男祭り REBORN~【音声付き】はこちら!
2023年7月29日~30日に開催したUVERworld。バンド史上初となるワンマンでの日産スタジアムライブ2daysに密着。本書はその2日目「KING’S PARADE 男祭り REBORN」の熱狂と一体感をパッケージ。2019年12月の東京ドーム以来となる前人未到の72,000人規模で繰り広げられた男性限定ライブの一部始終を完全網羅します。さらに、開演直前の会場の空気感とオーディエンスのカウントダウン音声データが楽しめる1冊!